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家づくりの手引き

家事動線に優れた間取りをつくるポイントとは?事例を紹介

公開:2024.06.26 更新:2024.07.08
家事動線に優れた間取りをつくるポイントとは?事例を紹介
引用元:フォトAC

間取りのポイントは、家事動線、生活動線、来客動線の最適化です。キッチンとダイニングの配置が料理の移動を、トイレや洗面所の位置が日常の利便性を、玄関からリビングへの案内が来客動線をそれぞれスムーズにします。

また、収納スペースを適切に配置することで、家事効率が向上し、生活空間が快適に使えるようになります。

間取りは動線を重視して決めるのがポイント

注文住宅の間取りは以下の3つの動線を重視して決めることが大切です。

◇家事動線

家事動線は、家事を効率的に行うための動線を指します。例えば、キッチンから食器を取り出し、ダイニングに運んで食事をする場合、移動のスムーズさが重要です。キッチンからダイニングへの距離が遠いと、料理を運ぶのが大変になります。そのため、キッチンとダイニングの配置は、家事動線を考慮して検討する必要があります。

◇生活動線

生活動線は、日常生活での動線を指します。例えば、朝起きてから夜寝るまでの間に、トイレや洗面所、リビング、キッチンなどを行き来することがあります。これらの動線がスムーズであれば、生活が快適になります。そのため、これらの場所が適切な位置に配置されているかどうかが重要です。

◇来客動線

来客動線は、ゲストが家を訪れた際の動線を指します。ゲストを迎える際には、玄関からリビングや客間への案内がスムーズであることが求められます。

また、トイレや洗面所へのアクセスも考慮する必要があります。これらの動線が適切に配置されていると、ゲストを快適に迎えることができます。

家事動線に優れた間取りをつくるポイントとは?

◇収納スペースの設置場所

食品や洗剤などのストックアイテムは、キッチンや洗面所からすぐに取り出せる場所に配置することで、行き来する手間を減らすことができます。洗濯物を畳んで収納する際も、家族のクローゼットが近くにあると便利です。

◇移動距離

家事動線を良くするには、移動距離を短くすることがポイントです。例えば、洗濯機のある洗面脱衣所に洗濯物を干すスペースを確保することで、洗濯に関する作業を洗面脱衣所だけで完結させることができます。

また、キッチンから外に出るための勝手口を作ることで、生ゴミを外に出す作業もスムーズになります。

◇回遊導線

優れた家事動線には、回遊動線を取り入れることも重要です。リビングからキッチン、キッチンから洗面脱衣所・お風呂、そして廊下を経由してリビングに戻るといった動線を取ることで、家事を効率的に行うことができます。

家事動線に優れた間取りをつくるには収納スペースがカギ

◇シューズインクローゼット

玄関に隣接し、靴を脱がずに収納できるので、家族全員の靴がまとめて収納できます。特に子どもの靴やアウトドア用品などをまとめて収納できるため、玄関周りがすっきりと片付きます。

さらに、シューズインクローゼット内にはコートや傘などの収納スペースも設けることで、季節ごとの衣類や小物の収納もしやすくなります。

◇パントリー

キッチンの収納力を大きく高めるパントリーは、食品や調理器具、キッチン雑貨などを効果的に収納できるスペースです。特に、調理をする際によく使う食材や調味料をまとめて収納できるため、料理の準備や後片付けがスムーズに行えます。

さらに、非常用の食品や備蓄品を収納しておくことで、災害時にも安心です。

◇階段下収納

階段下を有効活用することで、空間を有効に活用できます。階段下収納は、書類や雑誌、季節ごとの衣類などを収納するのに適しています。

また、階段下収納を利用することで、リビングやキッチンなどの生活空間を広々と使うことができ、家事効率が向上します。

◇ウォークスルークローゼット

ウォークスルークローゼットは、2箇所の入口があり通り抜けが可能な収納スペースです。ウォークスルークローゼットは、主寝室とバスルームの間に配置されることが多いです。この配置により、洋服やタオルなどを取り出す際に便利であり、家事を効率的に行うことができます。

家事動線に優れた間取りの事例を紹介

◇事例1

事例

画像出典:シアーズホーム

家事動線を考えた設計が生活を便利にし、快適な生活を実現した事例です。家事動線を意識した設計により、日常の家事が劇的に楽になったそうです。キッチンとリビング・ダイニングのつながりに開放感があり、ホームパーティや鍋パーティなどのイベントも楽しむことができます。

◇事例2

事例

画像出典:タマホーム

キッチンでは、食器棚への移動をスムーズにするためにカップボードとの間が広くとられています。

また、家事スペースを左側に配置することで、家事を効率的にこなすことができます。玄関も広々としており、靴を収納するスペースがあり、生活用品もストックできるようになっています。


間取りのポイントは、家事動線、生活動線、来客動線の最適化です。家事動線では、キッチンとダイニングの配置が重要で、料理や食事の移動をスムーズにします。生活動線は日常の利便性を考慮し、トイレや洗面所の位置が重要です。来客動線は、玄関からリビングへの案内を円滑にすることが求められます。

家事動線を良くするためには、収納スペースの適切な配置がカギとなります。例えば、シューズインクローゼットやパントリー、階段下収納、ウォークスルークローゼットなどが有効です。これらを活用することで、家事効率が向上し、生活空間の使いやすさが増します。