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熊本で吹き抜け空間に定評のある工務店5選:開放感あふれる家比較

公開:2025.01.31 更新:2025.01.31
熊本で吹き抜け空間に定評のある工務店5選:開放感あふれる家比較

「明るく開放的な住まいにしたい」と考える方に人気の吹き抜け。リビングやダイニング上部の天井を高くすることで、自然光のたっぷり入る開放感や家族間のつながりが生まれるなど、多くの魅力があります。しかし、「冷暖房効率は?」「掃除やメンテナンスは大丈夫?」といった疑問も出やすいのが現実です。

本記事では、熊本で吹き抜け住宅に強みを持つ工務店5社を厳選し、各社の特徴や実績、口コミ評価を交えながらご紹介します。採光と通風を活かした設計、最新の断熱技術や省エネ設備を取り入れた工夫など、具体的な事例も掲載。熊本特有の気候を考慮した快適で経済的な住まいづくりのポイントも解説します。

吹き抜けならではの課題にも対応。

たとえば、高所窓の掃除には専用設計や道具が活用でき、音の反響には吸音材や間仕切り工夫で対策可能です。これらをクリアする工務店は、デザインだけでなく住みやすさを重視した提案を行っています。

熊本で理想の吹き抜け住宅を実現するためのヒントや、信頼できる工務店選びのポイントを本記事で確認し、家づくりをスムーズに進めてください。開放感と快適さを両立した住まいが、日々の暮らしをより豊かにしてくれるはずです。

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吹き抜けの魅力と課題 

吹き抜けのあるリビングダイニング

家づくりにおいて、吹き抜けは近年ますます注目を集める要素の一つです。吹き抜けとは、一般的に1階部分から2階、あるいはそれ以上の階層に渡って天井を大きく開放した空間のことを指します。通常、フロアごとに区切られるはずの天井・床がないことで、縦方向に広がる大きな余白が生まれ、独特の開放感や視覚的な面白さを演出します。ここでは、吹き抜けがもたらす魅力と、それに伴う課題や注意点を整理し、特に熊本特有の気候を踏まえた快適な吹き抜け実現のポイントをわかりやすく紹介します。

■吹き抜けの魅力:採光・通風性、開放感、家族間コミュニケーションの促進

吹き抜け最大の魅力は、豊かな採光と通風性を住宅内部にもたらすことです。高い位置に設けられる窓から入る自然光は、時間帯や季節によって光の表情を変え、室内を明るく照らし出します。1階だけでなく2階や吹き抜け周辺の空間へも光が届くため、日中は照明をつけなくても十分な明るさを確保できるケースも少なくありません。また、上部に開口部を設けることで室内の空気が循環しやすくなり、自然換気によるさわやかな風が通り抜けやすくなります。

また、視覚的な面でも、天井が高くなることで圧倒的な開放感が得られます。狭小地であっても縦方向への空間拡張により、実際の床面積以上に広がりを感じることができる点は大きなメリットです。さらに、吹き抜けを通じて1階と2階がゆるやかにつながるため、家族同士の気配を感じやすくなり、コミュニケーションが自然と増えるという効果も見逃せません。リビング上部を吹き抜けにすることで、2階の子ども部屋からリビングの様子がわかり、家族がつながりを保ちやすい「縦の関係性」を生み出します。

■吹き抜けの課題:冷暖房効率、音、メンテナンス性

一方、吹き抜けにはいくつかの課題があります。まず挙げられるのは冷暖房効率の低下です。大きな空間は空気の対流が激しく、暖かい空気が上部にたまりやすい傾向があります。冬場に暖房をつけても、暖かい空気が吹き抜け上部に滞留し、1階がなかなか暖まらないケースがあります。逆に夏場は、エアコンの冷気が下方に溜まりやすいものの、空間が広がることで冷房負荷が増えやすくなる場合もあります。

また、音の伝わりやすさも課題のひとつです。吹き抜けは上下階の仕切りが少ないため、1階の生活音が2階に響きやすくなります。小さなお子さんがいる家庭では、就寝中の子ども部屋にリビングのテレビ音や会話が届いてしまうこともあります。さらに、清掃やメンテナンスのしづらさも無視できません。高い位置に取り付けた窓や照明、シーリングファンなどは、日常的に手が届かないため、定期的な掃除や交換作業が難しくなります。

■熊本特有の気候を踏まえた快適な吹き抜け実現のポイント

熊本は全国的に見ても比較的温暖な気候である一方、夏は高温多湿、冬は底冷えすることもある独特の気候条件を持っています。そのため、快適な吹き抜け空間を実現するには、熊本の気候に合った工夫が求められます。

1. 断熱材強化と高性能サッシ

高い断熱性能をもつ壁・天井構造や窓サッシは、室内環境を安定させる鍵となります。吹き抜けは空気の循環が盛んなため、外気温の影響を受けやすいものです。高性能断熱材を使用した壁・天井、断熱性・気密性に優れたサッシを選ぶことで、外気温との熱交換を抑え、エアコン効率を高めることができます。

2. 天井ファンや空調計画で温度差を解消

暖かい空気が上部に溜まりやすい問題は、**シーリングファン(天井ファン)**を活用することである程度解決可能です。天井ファンはゆるやかな気流を生み出し、暖かい空気を下方へ循環させます。また、エアコンの位置や台数、床暖房や蓄熱暖房の導入など、空調計画を綿密に行うことで、空間全体の温度バランスを取りやすくなります。

3. 遮熱・調光対策

夏場の強烈な日差しをコントロールするために、外付けブラインドや庇(ひさし)、樹木の植栽などで直射日光を和らげる工夫も効果的です。吹き抜け上部に配置する窓には、遮熱ガラスや調光フィルム、電動ブラインドを組み合わせることで、季節や時間帯に応じた柔軟な光と熱のコントロールが可能になります。

4. メンテナンス性を考慮した設計

清掃を容易にするため、昇降可能な照明器具を設計段階から導入したり、2階の廊下や踊り場などから手が届く位置に点検口や清掃用具を収納できるスペースを確保したりすることができます。最近では、手入れのしやすいフィルターや簡易的なメンテナンスグッズを標準装備する事例も増えています。

5. 吸音材の活用で音問題を軽減

音の問題に対しては、壁や天井に吸音材を使用したり、家具配置やカーテン類で音の伝わり方を緩和する方法があります。家族間のコミュニケーションを促すとはいえ、プライバシーを確保できる程度の音対策も重要です。

吹き抜け特化工務店5選 

吹き抜け階段

ここでは、熊本で吹き抜け空間に力を入れている工務店を5社ご紹介します。選定基準は、吹き抜け施工実績が豊富なこと、設計力とデザイン性の評価が高いこと、そして熊本地域での信頼性や口コミ評価、アフターサポートの充実度を重視しました。各社とも特徴的な施工例や明確な価格帯、アフターサービス体制を整えているため、理想とする住まいの条件に合ったパートナー選びの参考になるはずです。

今回取り上げる工務店は、「全国的ブランドで安心感のある大手」から「熊本ならではの風土に根ざした地元密着企業」まで多岐にわたります。具体的な施工事例や口コミ評判、施主とのやり取りの柔軟さなど、実用的な情報を交えつつ解説しますので、デザイン性・価格帯・アフターサポートなどを比較検討する際の目安にしてください。

住友林業

住友林業

住友林業 ロゴ

引用元:住友林業HP

住友林業 家

引用元:住友林業HP

住友林業 リビング

引用元:住友林業HP

住友林業 洗面台

引用元:住友林業HP

特徴:住友林業は全国展開する大手ハウスメーカーで、高品質な木造住宅で定評があります。大規模な研究・開発体制を持ち、構造的な信頼性や木材の品質管理に優れ、安心感を求める方に選ばれています。

強み

高品質な木材利用:木材選定から加工まで徹底した品質管理で、強度と美しさを両立。

構造計算力:吹き抜けは構造的な安定性が求められますが、住友林業は長年の実績を活かし、強固な骨組みと優れた耐震性を確保します。

カスタマーサポート:定期点検や長期保証制度が整っているため、初めての家づくりでも安心です。将来のリフォーム相談やライフスタイルの変化にも柔軟に対応してくれます。

会社名住友林業株式会社 熊本支店
所在地熊本県熊本市南区馬渡1丁目9-8
電話番号096-370-5500
設立2007年4月1日
対応可能エリア熊本県
公式サイトURLhttps://sfc.jp/ie/area/office/ken/43/
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ホームパーティ

ホームパーティ

ホームパーティ ロゴ

引用元:ホームパーティHP

ホームパーティ 家

引用元:ホームパーティHP

ホームパーティ リビング

引用元:ホームパーティHP

ホームパーティ スタディスペース

引用元:ホームパーティHP

ホームパーティ クライミングハウス

引用元:ホームパーティHP

特徴:熊本地元密着型の工務店で、デザインの個性やオーダーメイド設計に力を入れています。「他とは違う自分らしさを反映した住まい」を求める方に人気です。

強み

オーダーメイド設計:吹き抜け+中庭や、窓や開口部の配置に独自性を持たせるなど、住まい手のライフスタイルに合わせた柔軟な設計が得意。

光熱費削減空調計画:採光重視の設計に加え、エアコン配置やシーリングファン利用などで冷暖房コストを抑える工夫が特徴的です。

サポート体制:施主との対話を重視し、細かな要望のヒアリングや変更対応に敏感です。引き渡し後も定期点検や不具合対応を丁寧に行い、長く付き合えるパートナーとして信頼されています。

会社名ホームパーティ(株式会社アネシス 新外店)
所在地熊本県熊本市東区新外1丁目1-26
電話番号096-285-8020
設立1994年7月
対応可能エリア熊本市
公式サイトURLhttps://www.home-party.jp/
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村田工務店

村田工務店

村田工務店 ロゴ

引用元:村田工務店HP

自然と調和する木造住宅の快適な暮らし

引用元:村田工務店HP

木の温もりと薪ストーブが彩る癒しの住空間

引用元:村田工務店HP

特徴:地域密着型で、熊本の風土・気候を熟知した施工が強みです。自然素材をふんだんに使い、「健康的で心地よい空間づくり」に力を入れています。

強み

自然素材活用:木材や土壁、珪藻土、無垢フローリングなど、調湿効果や温もりを感じる素材で吹き抜け空間を構築。

健康的な住まい:熊本の湿気や高温にも対応し、素材や換気計画で結露やカビの発生を抑制。

評判・口コミ:丁寧なヒアリングを元に、オーナーごとに最適な間取り・素材選定を行い、引き渡し後も定期的なフォローアップを欠かさない姿勢が評価されています。

会社名有限会社村田工務店
本社所在地熊本県熊本市東区東野2丁目6番1号
電話番号096-367-0811
設立昭和41年11月
対応可能エリア熊本市近辺
公式サイトURLhttps://k-murata.co.jp/
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らくらくハウス

らくらくハウス

らくらくハウスロゴ

引用元:らくらくハウスHP

らくらくハウスのモダンでスタイリッシュな住宅デザイン

引用元:らくらくハウスHP

らくらくハウスのシンプルで機能的なリビング空間

引用元:らくらくハウスHP

特徴:コストパフォーマンスとデザイン性を両立させ、初めて家を建てる層にも選ばれています。「手の届く価格で開放的な住まい」を目指す方に最適です。

強み

リーズナブルな価格帯:大手よりも手頃な価格設定で、吹き抜けを取り入れたプランが可能。

標準的な断熱性能確保:価格を抑えつつ、断熱材の質や窓断熱性能も一定水準以上を確保し、夏・冬の過ごしやすさに配慮。

サポート:明確な料金体系と分かりやすい打ち合わせプロセスで、初心者にも安心。アフターフォローでは、定期点検や小修繕への迅速対応で、長期的な満足度を維持しています。

会社名株式会社らくらくハウス
本社所在地熊本県熊本市西区野中2丁目12−20
電話番号096-326-5655
設立2015年4月
対応可能エリア熊本市
公式サイトURLhttps://rakuraku-house.info/
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ARCATH HOME

ARCATH HOME

ARCATH HOME ロゴ

引用元: ARCATH HOME

夕暮れに照らされるシックな外観デザインの高気密・高断熱住宅の玄関

引用元: ARCATH HOME

落ち着いた木目調のデザインが特徴の高気密・高断熱住宅のリビングとダイニング

引用元: ARCATH HOME

特徴:独創的なデザインと先進設備に積極的な工務店です。モダンな意匠やハイデザイン志向の方に支持され、デザイナーズ住宅に近いアプローチが特徴です。

強み

ハイデザイン志向:シンプルモダン、北欧風、和モダンなど、希望に合わせてスタイリッシュな空間演出が可能。吹き抜けを単なる「開放感演出」だけでなく、建物全体のデザインコンセプトと調和させる。

先進設備導入:高効率の空調システムやHEMS(ホームエネルギーマネジメントシステム)、遮熱ガラスなど、省エネと快適性を両立。

サポート体制:長期点検や設備保証が充実しており、デザイン性と機能性を両立した住まいを長く維持するためのバックアップも充実。施工後のメンテナンス計画も丁寧に提案してくれるため、将来にわたって安心です。

会社名株式会社ARCATH HOME(アルカスホーム)
本社所在地熊本県熊本市南区御幸西2丁目3-3
電話番号0120-49-5005
設立2022年4月1日
対応可能エリア熊本県、佐賀県
公式サイトURLhttps://www.arcathhome.co.jp/
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工務店5社の比較ポイント

以上、5社の工務店を比較しました。それぞれが異なる強みやサポート姿勢を持ち、熊本の気候や顧客ニーズに合わせた吹き抜け空間を実現しています。ぜひ、資料請求やモデルハウス見学、オンライン相談などを通じて、実際の雰囲気や担当者の対応力を確かめてみてください。最終的に自分たちの理想に近い工務店をパートナーとすることで、快適で長く愛せる吹き抜け住宅を実現する第一歩となるでしょう。

採光・通風と冷暖房効率のバランス

暖房イメージ

吹き抜けは、室内空間に開放感と豊かな自然光、そして風の通り道をもたらす魅力的な設計手法です。高所に設けられた窓や大きな開口部を通して、日中は電気照明をあまり使わずに生活できる明るさを確保でき、季節によっては心地よい風が室内を抜けていきます。しかし、その一方で、空間が上下に広がるため暖気や冷気が偏りやすくなり、冷暖房効率の低下や熱損失が懸念されます。ここでは、採光・通風のメリットを活かしつつ、冷暖房コストを抑え、年間を通じて快適な住まいを維持するための具体的な対策事例やメンテナンス方法を紹介します。

■自然光と通風のメリットと課題

吹き抜けにおいて、自然光が上部から差し込むことで、1階だけでなく2階や中間フロアまで明るく照らし出すことができます。これにより、日中の照明使用を減らし、省エネにもつながります。また、高所窓を開けることで、暖かい空気を排出したり、涼しい風を取り入れたりでき、換気性能が向上します。特に熊本のような蒸し暑い夏には、風の流れを意識的に取り込み、エアコンへの依存度を下げることも可能です。

しかし、吹き抜けでは暖かい空気が天井付近に溜まりやすく、冬場は下階の居住空間がなかなか暖まらない、夏は冷房した空気が下に溜まっても上階が蒸し暑いといった問題が起こりがちです。光熱費を抑え、室内温度を均等化するには、断熱性能の強化や空調計画、遮熱対策など、いくつかの工夫が求められます。

■対策事例1:高性能断熱材・サッシの採用

吹き抜けによる上下階の温度差を緩和する基本的な方法として、高性能断熱材高断熱サッシを積極的に採用することが挙げられます。建物全体の断熱性能を上げることで、冬場は暖房で温めた空気が逃げにくく、夏場は外部からの熱侵入を防ぐことができます。熊本の暑い夏に対しては、断熱性能を強化することで冷房効率を向上させ、床面から天井付近まで比較的均一な温度を保ちやすくなります。

■対策事例2:シーリングファン活用

吹き抜け空間で非常に有効なのが、シーリングファン(天井扇風機)の活用です。シーリングファンは、室内の空気を循環させ、上部に溜まりがちな暖かい空気を下方へ、あるいは下部に停滞する冷気を拡散させる役割を果たします。冬場はファンの回転方向を切り替えて暖かい空気を足元へ戻し、夏場は心地良い微風を生み出して体感温度を下げることで、冷暖房負荷を軽減できます。

■対策事例3:蓄熱床暖房の採用

寒い季節には、蓄熱床暖房を取り入れることで、フロアレベルから安定した温度を確保し、吹き抜け上部との温度差を緩和できます。床暖房は足元が直接暖められるため、部屋全体がやや涼しくても快適に感じやすくなります。蓄熱式の床暖房であれば、夜間の割安な電力を利用して温めた熱を日中に放出することも可能で、光熱費の節約にもつながります。

■対策事例4:遮熱シェードや外付けブラインドの活用

夏場、直射日光が吹き抜け上部から強烈に差し込むと室温が急上昇します。この場合、遮熱シェード外付けブラインドなどで、太陽光を室外側でカットする対策が有効です。外付けブラインドは光の入り方を調整でき、冬は日射熱を取り込み、夏は遮光するなど、季節や時間帯に応じた柔軟な対応ができます。また、高性能な遮熱フィルムを窓ガラスに貼り付けることで、見た目を損なわずに熱対策を強化する方法もあります。

■メンテナンスの重要性:高所窓の清掃・点検

吹き抜け空間で採光・通風を最大限活かすためには、開口部を常に清潔で機能的な状態に保つことが不可欠です。しかし、高所窓やシーリングファンは日常的に手が届かないため、定期的なメンテナンス計画が必要になります。ハシゴや昇降機具を設置したり、専用の清掃工具を活用することで、高所の窓ガラスやファン、照明器具を安全にメンテナンスできます。さらに、設計段階で点検口を設けたり、吹き抜け沿いに手入れしやすい足場スペースを確保することも可能です。

定期的な点検により、窓ガスケットの劣化やサッシのゆがみ、遮熱シェードの不具合などを早期発見でき、機能を長く維持することができます。こうしたメンテナンスの積み重ねが、快適な環境を持続させ、光熱費のムダを防ぐことにつながります。

■熊本の気候に対応した冷暖房プラン例

熊本は夏場は蒸し暑く、冬はそこそこ冷え込む気候が特徴です。このような環境では、単純な冷暖房だけでなく、「太陽光を生かす・熱を逃さない・風を呼び込む」バランスの取れたプランニングが求められます。

たとえば、夏は東西方向の日射をカットできる庇や植栽を活用し、吹き抜け上部の窓を開けて室内の熱気を排出します。シーリングファンで空気を動かし、少しのエアコン稼働でも快適性を確保します。夕方以降は自然風の通り道を意図的につくり、早めに室内を冷まします。

冬は断熱性能を最大限活用し、日中の南面窓から太陽熱を取り込み、蓄熱床暖房やファンの循環で床から天井付近まで温度差を減らすアプローチが効果的です。さらに、高断熱サッシと断熱材強化により、冷気の侵入と暖気の逃避を防ぐことで、少ない暖房エネルギーで快適な室温を維持できます。

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まとめ

まとめ

本記事では、熊本で吹き抜けのある家を検討する方に向けて、その魅力と課題、そして頼れる工務店選びのポイントをお伝えしてきました。吹き抜けは、明るく開放的な空間と家族間のコミュニケーション促進といった大きなメリットがある一方で、冷暖房効率やメンテナンス性、音の伝わりなどいくつかの課題も伴います。しかし、断熱強化、シーリングファン、遮熱対策、蓄熱床暖房などの工夫で、熊本特有の気候にも対応しながら快適さと省エネを両立できます。

記事内で紹介した5社(住友林業、ホームパーティ、村田工務店、らくらくハウス、ARCATH HOME)は、それぞれ異なる強みとサポート体制を持ち、施主のニーズに合わせて多様なプランを提案できます。ぜひ、気になった工務店へ資料請求を行い、モデルハウス見学やオンライン相談で実際の雰囲気や担当者の対応を確かめてみてください。

吹き抜けを賢く取り入れれば、家族みんなが快適に過ごせる理想の空間がきっと実現します。ぜひ、この機会に吹き抜け住宅づくりへの一歩を踏み出してみてください。

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